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【糖尿病の発覚から〜糖質制限ダイエットを知る】
食生活で糖質をたくさん含むものを食べ続けたCさんは、知らず知らずのうちに身体全体が悲鳴を上げていた。血液中に増加した血糖を筋肉内に取り込もうと、インシュリンというホルモンが必死に分泌される。筋肉内の血糖は、細胞内でエネルギー源として消費されて、グリコーゲンとして蓄積されていきます。この時のグリコーゲンは、血糖を糖質源に作り変えたものと考えて下さればわかりやすいです。しかし、このプロセスで消費されることなく、残った血糖というのは、中性脂肪で脂肪組織に溜められることで、Cさんは肥満症に!その時の測定に、身長168cm、体重88kg、BMI値は29を超える、まさに病的肥満症と言っていいほどでした。
糖尿病の発覚!
今までこれと言った大病もなく、作家という仕事柄、締め切りに追われメタボ健診も受けたことがなかったCさん。ある日、風邪をこじらせ近所の開業医で検査結果が2型糖尿病でした。糖尿病は一度罹患すると、治らない。放置で悪化の一途、手足のしびれや目の網膜剥離、心筋梗塞にガンなどの合併症のリスクがあります。ちなみに1型糖尿病は、若年型と言ってインシュリンが、ほとんど作られなくなってしまうものです。また2型糖尿病は、成人型と言って食事療法や運動療法で治療できて、糖尿病患者のほとんどがこのタイプと言われています。
糖質制限の実践!
医師の進めで、奥さんが監督のもとで、徹底的な糖質制限のダイエットの始まりでした。とにかく、やってみて結果をしっかりやる覚悟が重要となります。成功した方の共通点はその糖質制限の効果を知ったその日から実践して、しかも持続的にダイエットすることにあります。
4週間後に変化が
まず、最低でも10日間は、食事からほとんどの糖質を抜く、白米が食べたい、ラーメンが恋しいの小言は言わず、医師の指示通り、しかも、奥さんの監督のもとで、しっかりとダイエットを開始したCさんでした。
すると、彼自身で驚くほど、毎朝、ヘルスメーターで量るたびに1kg弱の減量の日さえあったそうです。
決心したその日から実行した結果がなんと、わずか4週間で20kg近く減量に成功したCさん、105cmくらいあったウエストも21cm縮んで84cmになりました。
Cさんに言わせると、経験者からみて糖質制限ダイエットは、迷えば迷うほどなかなか実行しにくくなるようですね。
ご自身で決めたら、即、実践のみと言っていました。確かに、実際に正しいルールに則っていけば、意外と早く結果は出るものらしいです。
伴侶の協力
ただ一言言うならば、周囲の協力が重要と感じました。やはり、周囲に絶対的に信頼できる、彼の全てを知り尽くした奥さんの監督があったらこそ、短期間のうちにあれだけの減量を可能に出来たようです。
もしも、彼自身のみでは間食の誘惑に決して打ち勝つこともできなかったはずです。
彼自身の変わり様は、身体全体だけなく、心も、精神も変わりました。
血糖値の変化
今までは、糖質を大量に摂取すると血糖値が急上昇します。すると、インシュリンが大量に分泌されます。これを基礎分泌と言います。そして糖質を摂取し血糖値を下げようと働いて、追加分泌があります。この時血糖値が上昇した後、次に血糖値が下がる時にまた空腹感を感じてしまいます。これでまた空腹感が感じる悪循環になり、ますます太ることになります。
まとめ
いかがでしょうか?Cさんの場合には、思わぬことから偶然にも糖尿病が発覚しました。彼自身、糖尿病の恐ろしさを聞かされて心機一転して、医師の指導と信頼性高い奥さんの協力で、短期間に見事、糖質制限ダイエットに成功しました。