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【皆さんと一緒に考えて!正しい食事診断を】

【皆さんと一緒に考えて!正しい食事診断を】

今回の診断依頼は、私の友人のAさんです。


職業は会社員の49歳、仕事内容は、デスクワークが中心となっているとかで、電話とパソコン作業が多い。好きな食べものは、ラーメン、うどんなど麺類は全般、から揚げにアイスクリームが好物で、ちょっと糖質摂取制限が必要とご本人は、十分に認識はしつつも好きなものをなかなかセーブできずに悩んでいるとか。

嫌いな食べ物は、特にないようです。趣味は、陶芸で運動習慣はなく、通勤で多少階段を上がり下りするくらい。気になっている健康のお悩みに、数年前から、普段の食べる量は変わらないのに体重が増加し続けているそうです。晩酌にワインを毎日ほぼ1本飲んでしまうようです。夕食は、おつまみメニュー、炭水化物はあまり摂らないように工夫はしているとは言え、ワイン量がちょっと心配だとか。それに、1カ月に10日くらいは仕事で帰宅が遅く、夕食が深夜になるそうです。以上がAさんの生活になります。そして、皆さんの食事診断に参考としていただくAさんのある平日の食事内容をご紹介いたします。

Aさんご本人の平日ある日の食事

朝食

朝は意外にも早起きして、朝食はしっかりと食べるタイプだそうです。家庭菜園で収穫したトマト、キュウリにレタスの野菜サラダに目玉焼き、
味噌汁(ネギと豆腐)漬け物、フライドポテト、黒米入りの麦ごはん、デザートに白ビワでした。

昼食

会社近くのうどん屋さんで、うどん(牛肉、山芋、ねぎ、ワカメ、揚げ玉入りうどん)でした。

夕食

 


ワイン1本におでん(牛すじ、豚バラ肉、卵、大根、しらたき、紅しょうが入りさつま揚げ)と冷や奴にトマトでした。以上が私の友人の平日の食事と普段の生活習慣をご紹介いたしました。

皆さんの1日のお食事と比較的検討していただき、皆さんの今後の糖質摂取制限に参考にしてみてはいかがでしょうか?

それでは、私の見解を述べさせていただきます。糖質摂取制限と代謝アップについて考えてみました。

Aさんの糖質摂取制限には

まずはAさんの朝食について分析して見ましょう。朝食に関しては、家庭菜園での安心安全な野菜であり、彩りも良く、黒米などは糖質制限に良い食材を積極的に摂り入れているものと感じました。

ただちょっと気になるのが、意外と糖質の多い果物や、また、同じく糖質や脂質の多いフライドポテトを食べ過ぎてしまうと、カロリーオーバーになってしまいます。

それに、昼食のうどんのような単品メニューだけですとどうでしょうか?やはり、単品メニューとあって、糖質に偏りがちになると考えなければ
ならないと思いました。特に、野菜も不足しがちなために、うどんであっても具沢山のものを選んだり、サラダや小鉢くらいは追加してほしいところですよね。

そして、夕食ではほとんど毎日、晩酌されているようようですが、お酒は中性脂肪を合成しやすいわけで、
飲み過ぎは必ず肥満につながってしまいますよね。特に、ワインは糖質が多目ですから、グラス1杯程度を目安に考えていただければと感じました。ボトル1本となると、糖質摂取制限を 無視したかたちになります。それに、肝臓の健康には、週に1日くらいは休肝日が必要では…。
それから、Aさんは食べる量が変わらないのに、体重が増えるのは加齢とともに消費エネルギーが減少して、基礎代謝力が低下した証拠になります。やはり、基礎代謝力をアップするには、筋肉量を増やすことが不可欠で確かに、階段を利用されていること大変効果的と感じました。
加齢により燃焼が減少傾向になる以上、サプリなどでα-リポ酸やカルニチンを摂ることをおすすめします。

まとめ

いかがでしょうか?今回の食事診断はいかがでしょう。中年以降の生活習慣病のリスクを考えた場合には、糖質摂取制限が重要性を増してきますよね。

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