朝はあまり食事がお腹に入らないんですが、「朝食を食べた方が痩せる」という話を聞きました。しかし、ダイエットを考えれば、食事は少ない方がいいと思うんですが、朝食は食べるべきでしょうか?というAさん。
Bさんは、「朝食は食べなくてもいい」と考える、簡単に言えば、一つには朝食を抜いた方が、一日の総摂取カロリーが減るから、余計に糖質を摂ることもないから…と考えているらしい。
と言っても、Aさんは、朝食を抜くと、お腹が空いて昼食や夕食に多くカロリー摂取してしまってかえって太るよと心配になっています。
さてAさん、Bさんの考え方を参考に、今回は血糖を上げない糖質制限が可能な食べ方を皆さんと一緒に探ってみることにしましょう。
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低糖質ダイエットの鍵は
ズバリ!結論から申し上げると、低血糖ダイエットの成否の鍵は、朝食にあります。
1日の中で最も食事のあいだが長いというのが、朝食と昼食の間となります。身体自体が糖分を求めているために、朝にごはんやパンをたくさん食べてしまうと、血糖値が急激に上がってしまいますね。
朝に、血糖値を上げ過ぎると、1日を通して血糖値が高いままでキープされたままの状態が続きます。
また、朝食を抜くと、次の食事まで間がさらに空いて、昼食時のドカ食いで血糖値の急上昇は、まぬがれない意味合いからも、昼食は、食べなければならないと言えますし、血糖値を上げ過ぎない対策も必要ではないのではないでしょうか。
皆さん、朝食には水溶性食物繊維を摂りたいものです。
ぜひおすすめなのが、麦類、キノコ、海藻類、納豆などです。
この食品は朝食にぴったりの水溶性食物繊維を含むことから、食後の血糖値の上昇を緩やかにする、まさに糖質摂取制限にふさわしいものといえましょう。
さらに、いいことにセカンドミール効果と言って、次の食事の血糖値の上昇を抑える効果が期待できるわけです。
昼食時に多少は多目に糖質を摂りがちでもある程度カバーできるので大変有難い効果と言えますね。
昼食にラーメンを選ぶと
セカンドミール効果で大好きなラーメンを食べるAさんとBさんですが、多忙なためにコンビニエンスストアでカップ麺にすることになり、生麺と、ノンフライ麺のどちらを選択すべきか悩むお二人でした。
そこで、ノンフライ麺に付け合わせをおすすめします。
ノンフライ麺は、1食あたり300~400kcal、糖質43gです。
さらにノンフライでカロリーカットされたライト製品ならば、1食あたり198kcal、糖質が28gに減量されているノンフライライト製品が糖質摂取制限におすすめです。
スープは必要以上に飲まない。
スープはタレ部分と脂部分に分かれているので、脂部分は全て投入しないことがベストです。
また、スープを全て飲んでしまうと麺の糖質と合体して脂肪になりやすいので、スープは飲んでも少なめがよいようです。
付け合わせを加えて
糖質吸収を抑えるのに効果のある食物繊維やミネラル、そして代謝を上げるために効果的な食材をプラスするといいですね。例えば、食物繊維を摂るために、緑黄色野菜や海藻を。代謝を上げるには、トウガラシや生姜がいいです。
付け合わせをすると、血糖値の急激な上昇を抑えることにもなるし、ツルツル流し込んでしまう麺をしっかりと咀嚼して食べれば、消化も良く、また腹持ちもよくなります。
まとめ
いかがでしょうか?
低糖質ダイエットの成功の鍵は、朝食にあることが分かりました。朝は水溶性食物繊維を含むものを中心に食べることで、セカンドミール効果を期待できます。そして昼食には大好きなラーメンではノンフライ麺ライトに付け合わせをすることで、糖質摂取制限はより効果的になりました。