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【低糖質レシピ】手作りフランス風シチュー「ブランケット・ド・ヴォ」
これからどんどん冬に近づき寒くなってくると、シチューなど温かいものが食べたくなってきますよね。
糖質のことを気にしないで日本で食事を作っていた頃、お手軽に買えるシチューやカレーのルーをスーパーで購入して作っていました。
しかし、こういうシチューやカレーのルーには小麦粉を多く含んでいるので、必然的に糖質量が上がります。なので、糖質制限している方は、市販されているルーを食べるのはオススメできません。
時間に余裕がある方は、手作りをすることにより、糖質制限も自分なりにコントロールできます。
私はフランスに越してきて、簡単にできるホワイトシチューの素をスーパーで探してみても見つけることができませんでした。似たようなものがあるかな！？っと購入して味見しても全く味が違かったり。。もう、自分で作るしかない！っと日本にいるよりも、全て一から作るようになりました。
今では納豆、ヨーグルトなど作れるものは自分で家で作るようになりました。
このように全て手作りをし始めるようになって気づいたことは、日本で主婦の見方のお手軽な素というのは、加工品にあふれ、添加物など意味がわからないものが沢山含まれているということです。また、砂糖も多く使用している素も沢山あるので気を付けましょう。
手作りフランス風シチュー
糖質を抑えた日本のシチューに似て、そしてボリューミーなフランスのレシピ仔牛の「ブランケット・ド・ヴォ」を今回ご紹介したいと思います。
材料
仔牛 600g程
玉ねぎ 1
カブ 大1
ズッキーニ 1
おからパウダー 少々
塩、胡椒 少々
バター 25g程
白ワイン 150ml
ブイヨン 1～2
生クリーム 150ml
作り方 調理時間25分
※調理時間は圧力鍋を使用した場合を記載。圧力鍋を使用しない場合は2〜2時間半かかります。
- 玉ねぎ、カブ（皮むき）、ズッキーニを全て刻んでおきます。お肉は大きめにカットします。
- 圧力鍋にバターを入れ、お肉を入れて炒め、塩、胡椒を入れ混ぜます。
- 2に続いて野菜を全て入れ、全体的に混ぜ、次に白ワインを入れ、ブイヨンを入れます。
- 圧力鍋の蓋を閉めて、10分ほど火にかけます。
- 火を止めて圧が下がったら、そこに生クリームを入れてそのまま少し煮立てます。
- 5におからパウダーを少し入れよくかき混ぜ火を止め、1時間ほど置いて完成です。
作って1時間ほど放置しておくと、ソースにとろみが出ています。また、生クリームに少しだけお好みでミルクをプラスして煮ても美味しいです。
とろみをつけるために小麦粉を入れてもいいですが、糖質量が多くなってしまうため、代用でおからパウダーを入れてみました。
入れすぎるとスープがゴソゴソした食感になるので入れすぎには注意してください。
おからパウダーを入れなくても、生クリームとミルクを使用することにより、時間を置くととろみが自然に出てくるので、お好みで入れるか判断してください。
この「ブランケット・ド・ヴォ」はフランスの家庭やビストロでもみられるお料理で、お肉を大きなかたまりに切り、人参を入れるレシピです。
しかし、人参はどちらかというと野菜の中で糖質が多め（100gあたり約9.3g）なので、かわりに糖質が少なめのカブ（100gあたり約3.1g）とズッキーニ（100gあたり約2.8g）を入れて作ってみました。
もちろん、量を食べ過ぎなければ、人参にはβカロテンが多く含み免疫力アップの効果などがあるので積極的に摂取したい食材でもあります。
今回は入れませんでしたが、低糖質のマッシュルームもこの「ブランケット・ド・ヴォ」に入れると美味しいです。
冬になりクリームシチューが恋しくなったら、市販のルーからではなく、自分好みの低糖質シチューを作ってみるといいかもしれません。
また、日本ではなかなか仔牛のお肉を見かけることができないので、代わりに豚肉を使用しても美味しいと思います。
圧力鍋を使用することにより、時短にもなり2時間ほどグズグズ煮るところを10分程で全体的に火を通すことができ、柔らかくできるので忙しい方にもオススメのレシピです。
まとめ
市販されているカレーやシチューのルーには小麦粉を多く含み、糖質量が多くなってしまいがちです。
作る際、食材も低糖質のお野菜を選ぶことにより糖質量を抑えることができます。
お肉と野菜をたっぷり摂ることにより満腹感も得られるので、これからの寒い冬の時期に、フランス料理「ブランケット・ド・ヴォ」を是非作ってみてください。
